2014年から15年にかけて放送された富野由悠季監督によるテレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」全26話を新規カットなども加えて再構築した劇場版5部作の第4部。かつて存在した高度な科学技術や知識の多くが失われた遥か未来の世界を舞台に、地球と宇宙を結ぶ軌道エレベーター「キャピタル・タワー」を防衛する「キャピタル・ガード」の候補生だった少年ベルリ・ゼナムが、世界の真相や自身の生い立ちの秘密に向き合っていく姿を描く。全てのものの動力源となっているが、地球では採掘・製造ができない未知のエネルギー源である「フォトン・バッテリー」。その供給源へと向かうため、ベルリやアイーダらが乗るメガファウナは、金星宙域にあるスペースコロニー「ビーナス・グロゥブ」に到達する。地球への帰還=レコンギスタ作戦の実行をもくろむジット団との戦いを経て、フォトン・バッテリーの生産と供給を独占する「ヘルメス財団」のラ・グー総裁との会談の機会を得るアイーダだったが……。